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2月24日、徳島県那賀町において国土交通省と共同でのドローン宅配サービスの実証実験を行い
無事成功となりました。

実験の舞台となった徳島県那賀町は65歳以上の高齢者割合は45.5%です。
過疎化で商店も減り、町の商工会が4年前に行った調査では、自宅から1キロ圏内に商店が無いという高齢者はおよそ4割に上っています。

そのような環境で将来の高齢者の生活を支えるための実験に使用した機体は
「8軸ローターのマルチコプター最大積載量6kg 全長1111×全幅1111の中型機」です。

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宅配先は80歳の那賀町に住むおじいちゃんに決定しました。

宅配荷物はおじいちゃんのご要望で朝食のための食パン一斤、250mlの牛乳パック、ゆで卵2個をお届けします。

ご飯であればお家で炊けるけど、足が早いパンは2〜3日おきに買いにいかなきゃいけない。
そのような理由でより実際の生活に即した物を宅配します。
今回の荷物の重量は箱合わせて約1.5kgでした。

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当日の朝はあいにくの雨模様で、
予定より2時間遅れでの実験スタートとなりました。

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高度約50メートルで距離は約500メートル飛行し
約4分ほどの時間で無事おじいちゃんの元にお届けしました。

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荷物を受け取ったおじいちゃんからは
「今80歳だけど、免許を返上するようになったらこういうサービスを利用したい」
というお声に改めて高齢者と買い物難民の増加とともに、このサービスの必要性の高まりを感じました。
そして実際の生活圏で飛行することで、体験を通じての地域の皆さまの声をお聞きする貴重な機会となりました。

地域のシニアのお声の中に
「この前足を痛めて2週間ほど外に買い物にいけなかった時がありとても困った。
こんな風にドローンが庭先まで届けてくれたら本当に便利になるなあ。」

このようなお声が、日本各地の過疎地域に住むシニアの切実なお声なのではないかと思います。

ただ多くの課題もあります。
航空法では肉眼で見え無いところの飛行や人や建物から30m未満に接近させて飛行することは禁止されています。
このため今回の実験は飛行するドローンは車で追跡して様子を確認したことや、周辺に住宅の無い農地で行いました。
また天候に左右される点も課題です。

今回のように生活圏で得られた実験の課題を元に今後に生かしていきます!

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