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深圳華強北

こんにちは システム開発部の小暮です。

2月末から数日かけてハードウェアのシリコンバレーと言われる中国 深圳に視察に行ってきました。
深圳の成長速度を肌で感じることもそうですが、MAGOボタンに次ぐIOTプロダクトの現地開発パートナーを探す目的もあります。

今回数社の現地開発企業と、メイカースペースを訪れたのですが、開発会社のCEOに直接会えて現在の深圳の成長や、そのCEOの考え方に触れることができたのが大きかったと思います。

深圳西山

深圳西山

視察のスタートは南山区と呼ばれる、西側のエリアから。

ここは4−5年前では、まだ工場エリアだったそうですが、現在ではwechatの騰訊(テンセント)をはじめとして、中国のヘッドクオーターが軒を連ねています。
巨大なビルが立ち並ぶ近代的なエリアです。

深圳は2年前は地下鉄がまだ4本ほどだったのが、現在では11本走っているなど、近代化の速度が尋常じゃないことが伺えます。

深圳EMS

1社目に訪問したのは深圳郊外にある工場ですが、単なるEMSではなく、
・スタートアップへのコアワーキングスペース・メイカースペースの提供
・試作品から製品完成までの開発支援
・製品の量産
・良いプロダクトへの出資
をトータルで行なっているEMSです。

プロダクトを作りたいスタートアップにメイカースペースと内部のエンジニア数名を提供し、確実に完成まで漕ぎ着けてくれます。

製品のテスト環境も街中のメイカースペースとは違い、まさにプロ仕様と言えるような設備がずらり。
日本にはなかなか居ないスタイルだと思います。

なぜここまでやるのかと言う問いに、CEOは「money」というシンプルな回答だったの印象的です。
もちろんその背景には、この深圳を発展させて行くためには資本が必要であり、町あげてのプロジェクトという意識を強く持っていることはいうまでもないですが。

深圳EMS

2社目もEMSでありながら自社商品も開発製造している工場です。商談中に、お茶とタバコを勧めるのは中国式でしょうか。

CEOは思いついたものはなんでも作る発明家で、どんどん奥から面白い製造物を持ってきては語る豪傑です。

中国の高齢化も進んでおり、MAGOボタンに対して非常に好意的で、良い取り組みをしているとの評価をもらいました。

ここでは色んなプロダクトを見せてもらったのですが、まさに中国深圳の真髄を垣間見た気がします。

それは端的に言葉にすれば「PPAPイノベーション」です。

ピコ太郎がペンとリンゴを組み合わせてアポーペンを生み出したように、深圳でも既存の何かと何かを組み合わせて新しいイノベーションを起こしています。そしてそのスピードが半端なく速い。
売れるか売れないか会議で延々と時間をかけている間に作ってしまう。

深圳では電子パーツは豊富です。
そして誰かが作った基盤も既にある。また安い労働力も豊富です。
それらを組み合わせて作る力さえあれば形にして、すぐに市場の評価を得てブラッシュアップもできる。

ここがいい意味での中国っぽさでもあるし、深圳がハードウェアで世界の半歩先行く所以なのかと感じました。

その2へ続く